2007インドゴムEXPO
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  2007年1月17日−20日にインド チェンナイ市トレードセンターでアジア最大の
  ゴム展示会 INDIA RUBBER EXPO 2007が開催されました。渇チ藤事務所では
  その展示会に参加し 以下のとおりレポートします。 写真はこのページの下部にあります

1. レポートとEXPO会長アニール サムパット氏(全インドゴム工業会幹部)との単独インタビュー

  インド ラバーEXPO レポート          報告者: 渇チ藤事務所 社長 加藤進一
1. 2007年1月17日より20日までインド チェンナイ市のトレードセンターにて開催
2. 今回は出展会社数243社(その内海外からの出展社は65%)参加人数約10000名(海外からの参加は1600名)で アジア最大のゴム展示会となった。 
3. 出展はポリマー、ゴム薬品、カーボンブラック、接着剤、ゴム機械、その他ゴム材料、ゴム材料販売商社で、材料関係がほとんど。
日本からの出展参加は、 日本ゼオン、ダイキン工業、アルファーミラージュの3社、また現地会社と共同参加は、三福工業(現地練り会社に出資)、トウペ、その他。
日本からのゴム関係の参加者も20名となった。併設されたゴムエラストマー会議では、日本からはETIC社日比谷代表、日本ゼオン江守氏が、それぞれ 日本の自動車産業の戦略とゴム会社の現地進出 、ゼオンのHNBR,AR,ECOについての講演を行いアジアのゴム関係者の中で好評を博した。
4. 今回このEXPO委員会の会長で全インドゴム工業会の幹部であるアニール サムパット氏と単独インタビューが実現でき 日本のゴム工業界に以下のメッセージをいただいた

  現在インドのゴム業界はタイヤ、非タイヤとも急速に発展中で、年々その規模が数十%伸びている。
  ゴム材料は天然ゴムの生産は世界第4位(年間85万トン)で、また合成ゴムはBR、NBR,EPの国内生産があり2008年にはSBRの生産も始まろうとしている。カーボンブラックメーカーもフィリップス、キャボットを始め数社あり、ゴム薬品メーカー5社、フィラー、加工助剤、プロセスオイル、接着剤、ゴム機械のメーカーも数多くある。
  インド工科大学(IIT)をはじめポリマーサイエンス、ゴム学科をもつ大学が4校あり、質の高い教育を受けたゴム技術者が数多くいる。
  工場の人件費としては工員クラスで月7000〜1万ルピー、班長クラスで1.5万ルピー、マネージャーで5万ルピー(1ルピーは¥2.8)。週48時間労働。ボーナス、社会保険等でこれが25%増しのコストになるとのこと。
  日本から進出するゴム企業へのアドバイスとしては、企業文化が異なるのでまずはトレーニング、教育が大切である。労働環境が異なる(カースト制が実際にはまだ残っている)ので現地企業をパートナーとして合弁企業にするメリットがある。州政府が進出優遇策を設けているので、政府の協力を得るとよい。まだまだ停電が多いのでその対策をしっかりすることとのコメントがあった。
  ムンバイ、チェンナイは自動車関係の産業が急発展しており、インドのデトロイトと呼ばれ始めている。今後GM,VW,ルノー、日産、BMW、フォード、現代自動車、トヨタ、クライスラー等の国内生産と輸出基地になるであろう。インドも自動車産業部品メーカー集合体が育ちつつあり、今後急速な発展が見込まれる。

5. 現地では自動車といってもまだまだオート三輪、インド製小型車がそのほとんどを占める。感じとしてタイの5年遅れ、中国(経済発達地区)の3年遅れ、ベトナムの2年先といったところであるがタイや中国と異なり、インドにはすでにしっかりしたゴム産業があるだけに今後自動車産業の発展に従い、自動車用ゴム部品産業が急速に発展する気配を感じた。人口が11億人以上おり、年収50万円以上の高所得層だけでも人口の10%で1億人となり、自動車購買層がこれから急速に拡大する。
6. また現地情報で、日本のゴム練り技術を導入したゴム練り会社がデリーと ムンバイの2箇所の主要産業地区で始まることを確認した。
7. なお 渇チ藤事務所では2007年2月6日に東京でゴム業界インド進出セミナーを開催します。まだ人数に若干の余裕があるのでお問い合わせ、申し込みは渇チ藤事務所電話03−5645−8670まで。

2.ゴム展示会の写真と CHENNAI市内の様子 2007年1月19-20日撮影

会場入口

入口 どうして相撲力士が看板に?

ゴムエラストマー会議の内容
ETIC社 日比谷氏と日本ゼオン江守氏の
講演あり

会場の様子

加藤とEXPO会長アニール サムパット氏

日本ゼオンのブース

BRメーカー RELIANCE

ダイキン工業ブース

トウペの紹介

NBRメーカー APAR IND.

DEVASHISH社練り工場(三福工業出資)

アルファーミラージュ社 比重計ブース

ダウコーニングインド

ゴムシートメーカー

ボンベイケミカル社ブースとダイキン工業

ボンベイケミカル社ブースとダイキン工業

BALAJI RUBBER 再生ゴムメーカー

懇親会にて 森田氏と

アトラクションのファッションショー

インドの美女軍団?

懇親会 すべてゴム人

懇親会 アジア中のゴム人が集合

チェンナイ市内

タクシー専用車 かなり古風なデザイン

タクシー

市内のオート3輪タクシー

インドの全日空 JETAIRWAYS便
ゴム報知新聞オンラインニュースゴムタイムス紙ポリファイル(高分子と化学の技術情報誌)、米国Rubber & Plastic News紙米国RubberWorld誌欧州Europian Rubber Journal誌英国British Plastic & Rubber誌
更新日2007/01/29
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−加藤事務所−