加藤事務所にて選んだ
気になる自動車ゴム部品のニュース、トピックス、記事

  ランクセスが合成ゴム事業をサウジアラビアARAMCOとの合弁会社に移管(売却)
世界一の合成ゴム会社Lanxessが合成ゴム事業を、サウジアラビア石油化学会社ARAMCOとの50%づつ出資する合弁会社に移管する、と2015/9/22に本社で発表がありました。発表プレスリリースはこちら(Lanxessのホームページよりダウンロードしたものです)http://lanxess.com/en/corporate/media/press-releases/ 。 つまりLanxessは合成ゴム事業をそと出し、本体は特殊化学品を主体の会社にしていくということです。合成ゴム事業を1600億円でARAMCOに半分売却したとも言えます。加藤事務所はこの件を今年当初からある程度つかんでおり、今年4月の日本ゴム工業会資材関係講演会でも業界の方に発表して伝えていました。(その時点ではAramco40%という話でしたが)11月に交渉が固まり発表になると聞いていましたので公表が1か月早くなったようです。
この背景を考えてみると、 合成ゴム事業はLanxessといえども、汎用グレードでは、利益がでる(十分な高い利益がでるという意味)事業ではなくなった。高利益を狙うLanxessの現在の経営陣は合成ゴム事業を見切ったということかもしれません。生きていくためには、原料(ブタジエン、エチレン、プロピレン)を安く調達できるパートナーをいっしょになるしかない。しかし新会社は50%がサウジアラビアの会社ですから、営業方針も今までのLanxessから変わる可能性も十分あります。CEO社長はLanxessから、CFO財務はARAMCOから出すとのこと。今後アジアで、SBR,BR,EPDM,NBRが供給過多になることを見越しての結論でしょう。
詳しいコメントはこちらのブログをご覧下さい。


  Dupontが電気化学らにクロロプレン事業を売却
2014年12月11日 米国Dupontはクロロプレン合成ゴム事業(商標ネオプレン)を電気化学工業と三井物産の合弁会社に売却することで決定。Dupontのクロロプレンはある意味では世界で一番古い合成ゴムであり、その商標ネオプレンは合成ゴムの代名詞でもあった。そのクロロプレン事業を世界最大のクロロプレンメーカーである電気化学工業に売却する。詳細はこちら。Dupontからみて合成ゴム事業は未来がないのか?電気化学はこれで米国、アジアでNo1になる。米国での市況がタイトであること。ドイツLanxessはCR事業に資金を投じる状態でないこと。電気化学のクロロプレン事業にかける本気度もポイント。

  合成ゴム値上げ 2014年1月発表
2014年1月15日 合成ゴム最大手JSRが円安、ナフサ値上がり等を理由に2月1日実施で合成ゴムの値上げを発表。値上げ幅は下記の数字以上とのこと。SBR¥22/kg、BR\27/kg、NBR\21/kg、EP\29/kg、IR\36/kg、NV\32/kg、TPV\26/kg、SIS¥29/kg 詳細はこちら。すでに三井化学は1月よりEP¥20/kg以上の値上げを発表している。住友化学もすでにPE,PPを¥16/kg以上の値上げを13年12月に決めており、日本ゼオンも同様な動きをすると予想される。クラレもスチレン系エラストマーの¥30/kgの値上げを発表。
海外市場でもEPはすでに底値から$.20/kg程度値上げが浸透してきている。
LANXESSはゴム薬品の値上げを14年1月から全世界で$0.10から0.4/kgの値上げを発表、CRも13年11月から$0.275/kgの値上げを発表している。

  カーボンブラックの値上げ発表
2013年3月8日 日本でのカーボンブラック最大手東海カーボン、及び旭カーボンがカーボンブラックの4月1日からの値上げを発表。東海カーボンは¥17.5/kgUP,旭カーボンは¥18/kgUP。輸入原料油が円安で大幅コストアップが理由

  合成ゴム最大手JSR、日本ゼオンが合成ゴム値上げを発表
2013年2月18日 日本での合成ゴム最大手JSRは、合成ゴム全般の値上げを発表。SBR\41/kg, BR\45/kg, NBR\28/kg,EP\26/kg,IR\29/kg,SIS\30/kg,NV\80/kgそれぞれ各値上げ幅以上の値上げを3/1より実施。詳細はこちら。すでに多くにユーザーはナフサブタジエンリンク価格制に移行しているが、個別価格折衝のユーザー向けの値上げと考えられる。さらに日本ゼオンも2月26日合成ゴムの値上げを発表。詳細はこちら。値上げ幅はSBR\43/kg,BR\53/kg, NBR\46/kg, HNBR\46/kg, IR\28/kg CMBはそれぞれのポリマー副資材の分値上げ。

  東海ゴム工業 EUの防振ゴムメーカーを買収しさらに世界No1を強化
2013年1月 東海ゴム工業はEUでの防振ゴムメーカーを買収に自動車用防振ゴムの地位で世界No1位置をさらに強固に。

  三井化学 EPDMの値上げ発表
2013年1月 三井化学はEPDMの¥25/kg以上、海外向けはUS$280/MT以上の値上げを発表

  タイ SBR,BR工場(BSTElastomer)火災 2012.5
2012年5月5日 タイの合成ゴム工場 BST Elastomer社で合成ゴムプラントに付属するトルエンタンクから火災が発生 6日発表現在で11名死亡、141名重軽症を負っている。火災は5日夜鎮火。豪雨でプラント停止しようとして、その停止工程中にトルエンでラインを乾燥する工程で火災が発生。同社の生産能力はSBR7万トン、RB5万トン。現在世界のSBR生産能力は587万トン、BR357万トン (2011年末)であるため、大きな影響がでないが、アジア地区(特にタイ)では一時的にタイヤの生産計画に悪影響でる可能性がある。

  三井化学 ゴム接着剤レゾルシン工場爆発事故 2012.4
2012年4月22日 三井化学岩国大竹工場レゾルシン工業が爆発炎上した。レゾルシンはタイヤコードの接着剤(RFL接着剤)、ゴムベルトコードの接着剤として使用されている。ポリエステル、ナイロンコード用の接着剤が主で、スチールコードにはあまり使用されない。タイヤコード生産会社と一部のタイヤ会社がレゾルシンを購入している。加藤事務所の調べでは三井化学の生産能力は年7000トン強で、日本では他に住友化学が年3万トン(千葉2万トン、大分1万トン)生産しており、世界では米国INDPEC CHEMICAL社が年2.5万トン、他に中国4社、インド3社の小規模工場がある。世界総生産能力は年6.5万トン程度。日本での生産量は年3.7万トンのうち、国内需要は年8千トン程度で、その内 ゴム用途は1500トン程度、その他合板接着剤用、メタアミノフェノール用に使用されている。
今回三井化学のレゾルシン工場は一年間以上は復旧しない模様であるが住友化学の生産量が3万トンであり、かつ輸出分を国内分に回せば、一時的に不足するにはせよ、日本のタイヤ工場が停止する事態にはならないと予想する。タイヤコード会社は輸入品を手当てする必要があるかもしれない。

  カーボンブラック値上げ 2012.4
2012年4月 旭カーボンは4月11日よりカーボンブラック\13.5/kgの値上げを
東海カーボンは5月1日より¥14.5/kgの値上げを発表。キャボットジャパンは4月25日より¥16.5/kgの値上げを発表。ともに原油価格が上がり原料FCCボトム油と石炭価格が上がるのが要因で値上げの交渉開始

  合成ゴム値上げ (ブタジエン値上げ)2012.3
2012年3月5日 合成ゴム各社はブタジエン急騰、ナフサ高騰を理由に大幅な合成ゴム値上げを発表。今回は過去10年間で最大の値上げ幅となる。合成ゴム主原料のブタジエンのアジア相場が2012年12月より約2倍に値上がり、そのため合成ゴム各社の調達する国内ブタジエン、輸入ブタジエンが大幅に値上がり、今回従来のナフサ連動価格からナフサ+海外ブタジエン価格連動に合成ゴム(EPDMを除く)価格体制が移行始める。
昭和電工:3/14よりクロロプレンゴム\30/kg以上UP
旭化成ケミカルズ:SBR\60/kgUP,BR\80/kgUP
JSR:3/15よりSBR\62/kgUP, BR\80/kgUP,NBR\53/kgUP,EPDM\15/kgUP,IR\42/kg,
Dow:EPDM\20/kgUP
日本ゼオン:4/1よりSBR\77/kgUP,BR\100/kgUP,NBR\60/kgUP,HNBR\71/kgUP,
IR\28/kgUP さらにフォーミュラー制のナフサ変動50%+ブタジエン変動50%(ブタジエン分の割合による)を提案中、実際のベース価格は個別説明
東ソー:CR 4/1より¥35/kgUP
今後も合成ゴムメーカーの値上げが相次ぐであろう。今回ブタジエン変動制導入に動くが、ベース価格の設定と価格見直しのやり方が交渉の鍵になろう

  東ソー南陽事業所(クロロプレンゴム、TOSO−CSM生産)火災で停止
2011年11月13日東ソー南陽事業所第二塩ビモノマー工程で火災発生、行方不明者あり。南陽工場は停止した。同工場ではクロロプレンゴム年34千トン、TOSO−CSM8.5千トン生産しており、工場操業再開までこれらの合成ゴムの需給が不安になる。これらの合成ゴムの製造工程は、塩ビモノマー工程とは別であり、つながってはいないが、製造ユニットの位置が数百メートルと近い。

  合成ゴム値上げ 2011.9-10
2011年8月30日 合成ゴム最大手JSRが2011年3回目の値上げを発表。今回は合成ゴム主原料のブタジエン(C4留分)が2011年大幅に値上がり、従来、合成ゴム価格はナフサ価格に連動して決定されていたが、今回はブタジエン価格上昇を理由に値上げをする。合成ゴムの本当の原料はブタジエンであり(EPDM,IR,ブチルゴムは異なる)、従来はブタジエン価格がナフサ価格にほぼ連動していたのであるが今後ブタジエン価格がナフサ相場から乖離して、ブタジエン需給バランスがタイトになり、今後国内ブタジエン発生が減り、割高なアジアブタジエン使用割合が増えることを加味し、ブタジエン高騰を理由に値上げをしたと考えられる。JSRによると9月15日出荷分よりSBR¥25/kgUP, SBRオイル入り¥19/kgUP,BR¥35/kgUP,NBR(高AN)¥15/kgUP,NBR(中高AN)¥18/kgUP,NV¥13/kgUP,RB\35/kg、TR¥21/kgUPであり、当然であるがEPDM,IRは値上げされない。
10月4日 旭化成ケミカルズも値上げ発表;10/21から、SBR¥30/kgUP,BR¥35/kgUP,で同じくブタジエン価格がアジアで高止まりしていることが値上げの理由。
今後他社(日本ゼオン、宇部興産、三菱化学)も値上げに動くを思われる。
10月24日 クロロプレン最大手電気化学工業がクロロプレンゴムの値上げを発表¥24/kgUP 11月1日よりを目指す。すでに昭和電工もクロロプレンゴムの¥54/kg以上の値上げを8月に発表している
  カーボンブラックの値上げ発表
2011年7月5日 キャボットジャパンが7月16日納入分からカーボンブラック¥13/kgの値上げを発表。原料の石炭系原料、石油系原料の高騰が主な理由。指標になるC重油も4月から¥12/kg程度の値上げを考えると、カーボンブラック原料は¥20/kg近くUPしてきている。最大手東海カーボンも6月に値上げを発表しており、今後カーボンブラック各社の値上げが発表されると予想。

  合成ゴムの値上げ 2011.4
2011年4月 ナフサ高騰により合成ゴムの2011年2回目の値上げが発表された。相次ぐナフサ相場急騰と世界的需給バランスがタイトになったのが理由。
4月4日 三井化学 EPDM¥25/kg以上?の値上げ
4月11日 旭化成ケミカルズ SBR¥30/kgUP, BR¥35/kgUP 4/21より値上げ
4月14日 JSR SBR¥32/kgUP, BR¥38/kgUP,   NBR\37/kgUP,EP\26/kgUP,IR\31/kgUP, 5/1より値上げ
4月18日 日本ゼオン SBR¥31/kgUP,S-SBR\33/mgUP,BR\42/kgUP,IR\26/kgUP,
NBR\44/kgUP,HNBR\56/kgUP, アクリルゴム\44/kgUP、ヒドリンゴム\31/kgUP マスターバッチは原料に相当してUP 4/21より値上げ、詳細はこちら


  東北地方太平洋沖地震の影響
2011年4月16日更新
16日現在の影響は、原料関係では
合成ゴムJSR鹿島工場生産品のEPDM, ハロゲン化ブチルゴム
カーボンブラック東海カーボン石巻工場
大内新興化学 原町工場(チアゾール系及びスルフェンアミド系加硫促進剤、その他ゴム薬品)
鹿島コンビナートと千葉コンビナート関係でのブタジエン不足
ゴム製品関係では、上記ゴム材料不足によるゴム製品生産制限、(特にEPDM製品)、
藤倉ゴム工業の自動車部品(ダイアフラム)の生産停止が問題です。


2011年3月11日に発生した地震と津波、原子炉事故に関して、ゴム材料業界に与える影響について以下のとおりまとめました。 <3月27日更新>
3月27日現在では、
 東海カーボン 石巻工場; 地震津波被災 大被害発生 当分復旧無理;こちらまで 
 三菱化学(日本化成)小名浜工場  :停電、一部破損 停止、原発事故が収まるまで復旧は難しい。 こちらまで
 大内新興化学 原町工場; 出荷倉庫は津波で破壊、生産工場は福島原発避難地域内で避難中、近寄れず、停止中、原発事故が収まるまで復旧は不可能。大内新興化学は日本でのゴム薬品No1メーカーであり、日本に2工場あるが、日本の原町工場でしか生産していないグレード多数あり。こちらまで
 コスモ石油(千葉市原)21日に火災が鎮火、生産停止中。この製油所からナフサを同系の丸善石油化学(千葉ブタジエン)が購入し、ブタジエンを生産し、それを使い宇部興産がBRを生産。原料が供給がとまり、他の原料ソースに切り替えまでの間の供給が心配されている。14日現在宇部興産BR工場は停止中。
JSR(鹿島、EPDM工場) 設備の損傷はない模様であるが、水、スチームが止まり停止中。製造中であったEPDMが固化、復旧までに1週間程度かかる模様、 こちらまで。24日現在JSRを含め鹿島コンビナートの復旧は2ヶ月以上かかると三菱化学は発表、ナフサ受入れ施設が津波で破壊され、工場用水、スチームの復旧のめどがたっていない。これによりJSRのEPDM工場が2ヶ月以上ストップするがこれは大問題。
東邦亜鉛(小名浜酸化亜鉛工場)は、停電で停止中、原発事故が収まるまで復旧は難しい。こちらまで。 
日本化成のフッ素ゴム架橋剤TAICが小名浜工場生産であったが、停止中。原発事故が収まるまで復旧は難しい。日本に他のメーカーなし。
堺化学の小名浜工場で酸化亜鉛と、活性亜鉛華(活性酸化亜鉛)を生産していたが停止中。原発事故が収まるまで復旧は難しい。

その他茨城、いわき方面は輸送がとまっており、ユニマテック(NOK)アクリルゴム、その他の出荷遅れが懸念。
 なお東洋ゴム工業仙台タイヤ工場、住友ゴム工業白河タイヤ工場は、大きな被害はなく復旧された。
藤倉ゴム工業は原町工場と小高工場で地震で一部設備に損傷あり、小高工場は福島原発避難地域内で立ち入れず復旧できない模様。こちらまで
 詳細な関連記事、不足原材料については当社の「社長のブログ」まで

  合成ゴムの値上げ発表22年12月と天然ゴム高騰、EPDM不足
2010年12月20日旭化成ケミカルズはSBR¥20/kg、BR¥30/kgの1月5日からの値上げを発表。原油高騰を受け、アジアのブタジエンが値上がり気味であったところに、2011年1月からのアジア中のSBRが$400/MT(¥35/kg)程度急激に値上がりしていることが要因か?天然ゴムが中国のタイヤ需要が夏より意外に落ちず、上海相場で投機資金が流れ込み、それが世界の天然ゴム相場を押し上げ、急騰している。当分高値が続くと予想されるが、この価格では中国でのタイヤ生産はコスト割れになる可能性がある。 天然ゴム相場上昇につれて、合成ゴム(タイヤ材料のSBR,BR)の相場価格が上げられている様相である。 PE,PPの値上げが各社より発表されているので、EPDMの値上げ、NBRの値上げも近々予想される。海外ではEPDM市場タイトにより1月より¥30/kg程度の値上げ交渉が始まっている。
2011年1月12日 三井化学はEPDMの値上げ ¥16/kgUP 1月21日より を発表。
2011年17日 JSRは、2月2日からの値上げ、SBR¥26/kgUP,BR¥30/kgUP,NBR\19/kgUP, EPDM¥15/kgUP,IR¥17/kgUP,Latex¥22/kgUP,を発表。前提はナフサ¥52000/KL.
2011年1月17日 日本ゼオンは1月21日よりの値上げ、SBR¥22/kgUP、SSBR\24/kgUP、BR¥26/kgUP,NBR¥17/kgUP,HNBR\26/kgUP,IR\26/kgUP,を発表
2011年2月10日 電気化学工業がCRの値上げ¥28/kgUPは発表
2011年2月19日 昭和電工がCRの値上げ¥27/kgUP(3月1日より)を発表
2011年2月EPDM 海外各社(LANXESS, EXXON,DOW, LIONCOPOLYMER)が値上げ(¥40-80/kgUP)を発表
2011年3月1日 東ソーがCRの値上げ\30/kgUP(3月22日から)を発表
2011年3月4日 東海カーボンがカーボンブラック\13/kgUP(4月1日から)を発表
2011年3月9日 旭カーボンがカーボンブラック¥14/kgUP(4月1日から)を発表
2011年3月10日 住友化学がEPDM\28/kgUP、SBR\22/kgUP(3月24日から)を発表
特にEPDMについては1月のDOWのEPDM工場不具合、2月19日DSM EPDM工場電源停止事故等大手メーカーの供給減があり、国内3社も在庫不足で、供給不安が広まっている。DSMは世界最大級のEPDM工場(年16万t)であるため、この供給停止(フォースマジュール宣言中)のインパクトは世界中に影響大である。
 関連記事は当社ブログまで

  カーボンブラック値上げ発表
2010年6月7日 カーボンブラック最大手東海カーボンは7/1納入分よりゴム材料であるカーボンブラックの¥10.5/kgの値上げを発表。原油、石炭の価格上昇による価格修正。新日化カーボンは7/1納入分から¥17/kg値上げを発表。
旭カーボンは7/1納入分から¥11/kgの値上げを発表。
三菱化学は7/16納入分から¥12/kgの値上げを発表。

  天然ゴム価格急騰
2010年4月30日 この3ヶ月天然ゴムが世界的に価格が急騰しており、過去10年間の最高値を更新し、RSS3グレードで4月23日に4月受渡実価格で¥460/kg程度まで上がり、4月30日は¥400/kg以下になった。これは1年毎に比較して価格が2.5倍以上、¥200/kg以上上昇している。なお先物相場では4月16日以降¥30/kg下げてきている。 加藤事務所作成は過去10年間の天然ゴム相場価格 グラフはこちら数値ダウンロードはこちらへ。天然ゴム関係のサイト集はこちら。 今後はさすがに価格が下がる見通しもあるが、中国の天然ゴムの買い(タイヤ生産向けの実需要と仮儒)次第である。現在世界の天然ゴム+合成ゴムの需要は58%以上がアジア(中国、インドを含む)地区にある(加藤事務所作成データ)

  合成ゴムEP,SBR、CR発表 (第11次値上げ) 
2010年4月21日 住友化学は5/15出荷分より合成ゴムEP,SBRの値上げを発表。最近ナフサ高騰しているため、ナフサ¥50千円/KLに対応した価格修正。値上げ幅はEPDM\13/kg, EPDMバッチ¥5/kg、SBR\10/kg。今後他社も値上げを発表することが予想される。
5月 旭化成ケミカルズはSBR、BRの値上げを発表。SBR¥/15kg、BR¥20/kg値上げ。 
6月 昭和電工がCRの値上げを発表。6/11以降 値上げ幅¥25/kg以上と。
7月1日 電気化学工業がCRの再値上げを発表、2月打ち出しの¥17/kg値上げを¥27/kgの値上げに修正、ERも70/kgの値上げに修正。原料コークス分の値上げを追加した。
7月30日 東ソーがCRの値上げ発表 8/10から¥24/kg値上げ。

  合成ゴムNBR、アクリルゴム値上げ発表 
2010年3月29日 日本ゼオンは4/1より合成ゴムNBRの値上げを発表。最近原料のアクリロニトリルが高騰しているため、NBR,水素添加NBR(ZETPOL)、NBR/PVCブレンドを値上げ。値上げ幅はNBR、ZETPOL\19/kg, NBR/PVCポリブレンド\13/kg、NBRコンパウンドは相当分を値上げ。
4月5日JSRはNBRに値上げを発表、値上げ幅NBR(高ニトリル)\23/kg、NBR(中高ニトリル)¥20/kg、NBR(中低ニトリル)¥16/kg、NV¥13/kg 、4/21納入分より。
台湾 南帝化学(ナンカー)も同じく値上げを発表。
日本ゼオンはアクリルゴムの¥65/kgの値上げを6/21より実施と発表。原料アクリル酸エステルが市況タイトにより価格急騰が理由。

  合成ゴム2009年再値上げ発表 (第10次値上げ) 
2009年11月13日 日本ゼオンは12/1より合成ゴムの値上げを発表。最近原料のナフサ,ブタジエン、C5の相場が上昇していることが理由。値上げ幅はESBR非油展\ 32/kg, ESBR油展\28/kg,SSBR非油\33/kg,SSBR油展\29/kg, BR\41/kg, NBR\34/kg, HNBR \41/kg, ハイスチレン\25/kg, IR\28/kg ,アクリルゴム\31/kg, ヒドリンゴム \36/kg, その他ゴムコンパウンドはポリマー相当分。
12月2日 三井化学は12/10よりEPDMを¥19/kg以上(海外は$200/MT以上)の値上げを発表
12月7日 JSRは1/1からのSBR¥18/kg,SBR油展\17kg,BR\20/kg,ハイスチレン\18/kg,NBR\22/kg,EP\22/kg,IR\25/kg,SBRLatex\12/kgの値上げを発表(ナフサ\42,000/KLから\47000/KLに相当)
12月8日 住友化学は1/1からのEPDM\15/kg, SBR\12/kg、EPDMバッチ\10/kgの値上げを発表
12月14日 旭化成ケミカルズは1/1からSBR,BRの\15/kgの値上げを発表 
12月18日 宇部興産は1/1からBRの¥18/kgの値上げを発表

  カーボンブラック値上げ
2009年9月11日 カーボンブラック最大手東海カーボンは10/1より¥15/kgUPのカーボンブラックの値上げを発表。石油系、石炭系原料油の値上がりが理由。
9月18日 キャボットジャパンは10/1より¥17/kgUPの値上げを発表。
カーボンブラック原料相場にスライドすると言われているC重油価格はこちらをご覧下さい。

  天然ゴム 中国需要で値上がり気味
2009年8月23日 7月よりアジアの天然ゴム相場価格が上昇しており、6月より¥40/kg(25%)高くなっている。日本での天然ゴム需要は自動車業界低迷で前年同月比75%程度と低いままできているが、2009年春より中国での天然ゴム買い付け旺盛で、また原油価格上昇(ナフサ価格上昇で合成ゴム価格値上げが世界各国であり)につられている面もある。日本の需要からみるとこの値上がりは理解しがたい。価格チャートはフジフューチャーズのサイトで、東京相場チャートシンガポール相場チャート

  2009年合成ゴム1次、2次値上げ
9月1日発表 昭和電工はクロロプレンゴムを9/16より¥26/kg以上値上げすると発表。
8月20日 旭化成ケミカルズはSBR、BRを9/15から\25/kg 2次値上げすると発表。(同社は2009年一次値上げが¥20/kgUPと他社より上げ幅が小さかったのでその修正分もあり)
7月28日発表、電気化学工業はクロロプレンゴムを8/11より¥22/kg値上げすると発表。原燃料価格上昇が理由。
2009年6月13日発表、2009年1月からナフサの大幅値下げにより大幅値下げが続いていた国産合成ゴムであるが、5月以来の原油値上がり、ナフサ値上がりにより国内合成ゴムメーカーは合成ゴム全般の値上げを発表し、または検討中である。ナフサ8万円/KLから2009年1-3月に2.7万円/KLまで下がったが8月のナフサは現在の相場で計算すると4万円近くになる。
6月30日現在発表された値上げは以下のとおり
三井化学;7月より EPDM¥25/kg以上UP
旭化成ケミカルズ:7/1より SBR、BR¥20/kgUP
住友化学;7/1よりSBR\25/kgUP,EPDM\25/kgUP
JSR:7/1より SBRノンオイル\31/kgUP,SBRオイル入り\32/kgUP, BR \33/kgUP, ハイスチレン\30/kgUP, NBR\31/kgUP, EP\36/kgUP, IR\43/kgUP, NV\31/kgUP, NE\32/kgUP, TPV\36/kgUP, RB\33/kgUP, TR\34/kg、ブチルゴム\10/kgUP,  8/1よりブチルゴム+\10/kgUP
日本ゼオン:7/1より SBRノンオイル\27/kgUP, SBRオイル入り\30/kgUP, SSBR\31/kg, BR\32/kgUP, IR\32/kgUP ,NBR\30/kgUP, ZETPOL\43/kgUP, PB\30/kgUP, アクリルACR\30/kg, CHR\37/kgUP, +別途 川崎工場製NBR、PB\30/kgUP, 徳山工場CHR¥90/kg
宇部興産:7/1よりBR¥24/kgUP
ダウケミカル:6/20より EP ¥25/kgUP

  合成ゴム、カーボンブラック第9次値上げ、追加値上げ発表
2008年5月28日発表、国内合成ゴムメーカー各社は合成ゴム全般の値上げ(第9次値上げ)を発表した。ナフサ6.8万円/KLから8.5万円/KL以上の高騰と重油等ユーティリティーコスト高騰がその値上げ理由となっている。今回は従来ナフサリンク制の値決めであって、重油等ユーティリティーコストアップの価格改定をメーカーは別途ユーザーに求めている。また東海カーボン、CABOTJAPAN、三菱化学は石油、石炭価格高騰によるカーボンブラックの値上げを打ち出し、他カーボンブラックメーカーも追従する模様。 
 その後6−7月に各社ナフサの高騰により追加値上げ、9.5次値上げを発表している。
値上げ幅は
JSR(6月16日修正): SBR¥39/kgUP,SBR(オイル入り)¥35/kgUP,BR¥46/kgUP,NBR¥44/kgUP、EP\50/kgUP,IR¥55/kgUP、TPE¥50/kgUP、ブチル¥10/kgUP(ナフサ8.3万円/KLベース)
日本ゼオン;6/11より、SBR¥33/kgUP,SBR(オイル入り)¥33/kgUP,SSBR\38/kg、BR¥43/kgUP,NBR¥30/kgUP、IR¥58/kgUP、AR¥32/kgUP, HCR\60/kgUP, CMBも同様。発表文
追加値上げ7/21より、SBR¥35/kgUP,SBR(オイル入り)¥31/kgUP,SSBR\36/kg、BR¥38/kgUP,NBR¥38/kgUP、IR¥25/kgUP、AR¥38/kgUP, HCR\40/kgUP, CMBも同様。発表文。(ナフサ9万円/KLベース) 
三井化学; EPDM¥44/kgUP (\28/kgUPから修正。ナフサ¥8.3万円/KLベース)
住友化学:6/21より、 EPDM¥30/kgUP,SBR\20/kg, TPE\26/kgUP 発表文 
       7/15より EPDM¥25/kgUP,SBR\15/kg, (TPE\52/kgUPに修正) 発表文
旭化成ケミカルズ:6/2より SBR¥22/kgUP、 BR¥25/kgUP
      7/20より SBR¥40/kgUP、 BR¥35/kgUP (ナフサ9万円/KLベース)
宇部興産; BR¥22/kgUP  
電気化学工業; CR¥44/kgUP, ER¥38/kgUP
昭和電工; CR¥50/kgUP
東ソー:CR ¥50/kgUP

CABOT JAPAN: カーボンブラック¥29/kgUP
東海カーボン;カーボンブラック¥22/kgUP
三菱化学;カーボンブラック ¥35/kgUP 
旭カーボン;カーボンブラック ¥24/kgUP 

  ブリヂストンと東洋ゴム工業が業務提携
2008年5月16日発表、国内第一位タイヤメーカーブリヂストンは第4位の東洋ゴム工業と株式の持ち合いを含め 業務、資本提携を進めることを合意した。両社の発表はこちら。共同購買、生産委託等の協力が報道されているが、別の目的は、東洋ゴムをフランスミシュランに買収されないようにブリヂストンが先手を打ったとも考えられる。ブリヂストンは世界1、2位の座をミシュランを争っており、東洋ゴムは売上げでは世界11位前後である。東洋ゴムは昨年秋以来株価が半分ほどになっており、またユーロ通貨高もあり、ミシュランがその気になれば上場会社である東洋ゴム工業にTOBで買収することも可能な状態になっていた。材料の共同購買では東洋ゴム工業にメリットがあり、主力タイヤの品種構成が重なっていないこと、東洋ゴム工業の工場の稼働率UPにもつながること等東洋ゴムとしても受入れやすい条件であったと予想される。

  三菱化学鹿島工場事故の影響
2007年12月30日 12月21日に三菱化学鹿島工場で発生した第二エチレンプラントの火災の影響はゴム業界にも徐々に広まってきている。この影響で合成ゴムの原料となる鹿島地区のブタジエン、C4留分、オレフィン系熱可塑性エラストマー原料の不足が想定され、結果としてタイヤ向け合成ゴムの供給削減要請、不足したブタジエンを補うためにアジアのブタジエンスポット価格の急騰、そして鹿島地区の熱可塑性エラストマー工場の原料と三菱化学製造のオレフィン系エラストマーの原料の確保が難しくなることが予想される。その影響は三菱化学第二エチレンプラント一部再稼動まで続くであろう。

  合成ゴム 第8次値上げ発表
2007年11月30日 三井化学がEP¥26/kg、日本ゼオンが合成ゴム全般の発表し、住友化学もEP¥25/kg、SBR¥18/kgの値上げを12月中実施を発表、JSRも近々値上げ発表の予定。ナフサが1月より¥66000/KL以上になることが想定されるため。8-9月発表の7次値上げは11月末現在かなり決着しているが、7次値上げがナフサ¥59000から62000/KLベースであったため、さらなるナフサ高騰でコストが跳ね上がっているため8次値上げ発表となる。日本ゼオンの値上げ希望額は、SBR\17/kg、S-SBR20-21/kg、BR¥22/kg、NBR\24/kg、IR\22/kg、CHR¥30/kg、AR¥19/kg、マスターバッチの値上げも追従。

  カーボンブラック2007年2回目値上げ発表
2007年11月 カーボンブラック各社は2回目の値上げを発表。原料(クレオソート油、FCCボトム油、等)が原油価格高騰で大幅に上がったため、¥15-16/kgの値上げを発表。9月に1回目の値上げはほぼメーカー希望価格で決まったばかり。

  合成ゴム 第7次値上げ発表
2007年10月20日 その後9月に日本ゼオンも値上げを発表し、またJSRは10月にナフサ¥59千円/KLベースに直し値上げ幅を少々圧縮して値上げ交渉を進めている。 10月20日現在原油高騰につれて輸入ナフサ価格も値上がりし12月国産ナフサ価格は63千円/KL台に達する公算が大である。
2007年8月17日 JSR, 旭化成ケミカルズ、住友化学、三井化学は8月下旬より最近のナフサ価格再高騰を理由に合成ゴムの再値上げを発表。三井EPが¥26/kgUP,住友EPDMが¥24/kgUP、SBRが¥24/kgUP (住友化学の値上げ発表 )。JSRはSBR¥15/kg、BR¥18/kg、中高NBR¥19/kg、EP¥20/kg、IR\20/kg(JSRはナフサ¥56千円/Klから62千円/Kl相当分の値上げ)。旭化成はSBR¥13/kg。(宇部興産もすでに値上げ発表済み)。前回6次値上げは非タイヤについては7月までに値上げがほぼメーカー希望価格で決着している。

  カーボンブラック 値上げ発表
2007年7月16日 カーボンブラックメーカー各社(新日本カーボンを除く)はカーボンブラック値上げを発表し交渉に入った。各社の値上げ幅は三菱化学¥10/kg、東海カーボン¥9/kg、キャボット¥9.5/kg、旭カーボン¥10/kg。値上げ要因は原料油(石油系、石炭系)価格の高騰。

  合成ゴム 第6次値上げ発表
2007年4月17日 住友化学、三井化学は5月15日及び4月下旬より最近のナフサ価格再高騰を理由に合成ゴムの値上げを発表。三井EPが¥22/kgUP,住友EPDMが¥20/kgUP、SBRが¥20/kgUP (住友化学の値上げ発表 )。前回5次値上げ時にはナフサは¥49000-¥50000/KLを基準にしていた。JSRも2006年9月には合成ゴム6次値上げ(SBR¥15/kg、NBR,18/kg、EP\15/kg)を発表していたがその後のナフサ下落で実施はされていなかったが今回5月に再度値上げを発表。ナフサを¥56000/MTを想定した価格改定となっている。 
4月27日 日本ゼオンの値上げ発表は、SBR¥25/kg、油添SBR¥26/kg、BR¥24/kg、HSD¥26/kg、NBR、HNBR¥33/kg、IR¥28/kg、CHR¥31/kg、ESD¥31/kg、AR¥21/kg、CMBポリマー副資材値上げ幅に応じて、日本ゼオン発表資料はこちら 。
5月7日 JSRの値上げ発表: SBR¥17/kg、油添SBR¥13/kg、BR¥15/kg、HSR¥25/kg、NBR¥21-22/kg、EP¥19/kg、IR¥15/kg、NV¥27/kg、NE¥20/kg、TR,SIS¥17/kg
その他: 旭化成ケミカルズ 値上げ発表 SBR、BR ¥20/kg
宇部興産 値上げ発表 BR¥15/kg
なおナフサ価格は5月24日現在 7月到着分で$725/MTであり現在の為替で計算すると¥63600/KLにもなり、今回の値上げのナフサ基準価格を大幅に上回るナフサ価格が今後も続くことになる。

  カーボンブラック 第5次値上げ発表 旭カーボン
2006年6月5日 旭カーボンは6月26日納入分よりのゴム用カーボンブラック¥11/kgの値上げを発表。 値上げの理由は前回2005年11月の値上げ以来原料油(石油系、石炭系とも)が高騰を続けていることによるコストUP。
6月8日 東海カーボンは¥10.5/kg7月1日よりの値上げ発表。
6月15日 キャボットジャパンは¥11/kg7月1日よりの値上げを発表。
  12日 三菱化学は¥12/kg6月21日よりの値上げを発表、WMBも値上げ。
  19日 新日化カーボンは¥11/kg 7月1日よりの値上げを発表。 

  合成ゴム 第5次値上げ発表 JSR,日本ゼオン、住友化学、三井化学、旭化成ケミカルズ
2006年5月26日 日本ゼオンは6月1日納入分よりの合成ゴム値上げを発表。値上げ幅はSBR¥13/kg,SBRオイル入り\14/kg,BR\15/kg,HSD\13/kg,NBR\16/kg,
HNBR\16/kg,PB\17/kg,IR\24/kg,CHR\30/kg,ESD\30/kg,AR\19/kg CMBは後日決定。また旭化成ケミカルズも値上げ発表し6月1日よりSBR\13/kg,SBRオイル入り\15/kg,TPEスチレン系\15/kg,アサフレックス\20/kgの値上げ幅。
2006年5月15日 JSRは6月1日納入分からの合成ゴムの値上を発表。値上幅は、
SBR\12/kg、SBRオイル入り\14/kg,BR\14/kg, HSR\10/kg,\NBR高二トリル\12/kg,NBR中高二トリル\11/kg,EP\18/kg,IR\20/kg, NV\12/kg,NE\15/kg,RB\14/kg , TR\12/kg, SIS\20/kg。 また住友化学は5月11日にEP\20/kg, SBR\20/kgの値上を発表している。
2006年4月25日 三井化学はEPDMゴムの5/15納入分から¥15-25/kgの値上げ(第5次値上げ)を発表。他の大手合成ゴムメーカーも合成ゴム値上げの検討に入った模様。連休明け発表で6月より実施か? 値上げの理由は最近のナフサの急騰。ナフサは前回値上げ発表時より¥5000/Kl程上がっている。ナフサと国内ブタジエンコストの値上がりは原油価格急騰が原因。なお欧米ではLANXESSが4/25にEPDM約¥20/kg、NBR¥17/kgの値上げを発表した。 

  天然ゴム 高騰中
 2006年1月28日 世界中で天然ゴムが高騰中であり、特に1月中旬からさらに上昇している。一年前にくらべて約2倍になり¥130/kgもUPしている。(シンガポール相場グラフはこちら 、その他の国の相場価格はこちら過去10年間のグラフはこちら過去1年間のグラフはこちら。)原因は2005年末の東南アジアの天候不順といわれているが、原油価格が最近上昇してきたのをうけてタイヤ材料に使用される合成ゴムが、さらに価格UPし、それが天然ゴム需要の底支えとなってきている。シンガポールのデーラー筋ではこれは需給関係では説明できず、これは投機的な値上がりであるとの声も多い。これからWINTERINGで天然ゴム供給量が減る時期にかかるため、さらに価格上昇するとの予想が多い。 

  ブリヂストン 中国SBR工場建設
 2005年12月28日 ブリヂストンは2008年上期までに中国広州に年産5万トンのSBR工場を建設することを発表。JSRからのライセンス供与で生産する。かねてから噂されていたが、合成ゴム原料であるブタジエン等も自社で調達しタイヤ原料から自社ですべてを生産する構想の一環である。高性能SBRと思われる。同社発表はこちら

  中国石化工場 爆発事故
 2005年11月13日に、中国の合成ゴムを生産している吉林石油化学コンビナート工場内で大規模な爆発事故あり70名負傷、6名行方不明との新華社発表あり。新華社記事、写真はこちら詳細は、こちら。同工場内のベンゼン製造ラインで爆発あった模様。同工場では年間、SBR8-10万トン、EPDM1.5万トン、NBR0.4万トン生産中で、EPDMは中国唯一の工場である。SBRも中国E-SBR生産量40万トン中の20%以上を占める工場であり、事故のラインはSBR原料にSM製造ラインへの影響が懸念され、今後中国国内で、SBRの大幅な不足が予想され、国際市況に与える影響が心配される。 

  合成ゴム第4次値上げ発表
 2005年9月13日 ナフサ高騰を理由に、合成ゴム各社が9月末-10月中旬実施で合成ゴムの値上げを発表。原油大幅高より10月からの輸入ナフサが大幅に値上がるのを受け、合成ゴム原料大幅コストアップを理由にゴムユーザーに値上げを申し入れをはじめた。2005年4月の3次値上げは原料ブタジエンを理由に値上げを実施したが、今回はナフサ高騰が値上げ理由と説明。EPゴム以外では、その値上げ理由の整合性で議論がおこっている。JSRの値上げ発表幅は、SBR¥14/kg、SBRオイル入り¥16/kg、BR\16/kg、NBR¥13-14/kg、IR¥22/kg、EPDM¥22/kg, 日本ゼオンの値上げ幅は、SBR¥17/kg、SBRオイル入り¥18/kg、BR¥17/kg、ハイスチレン¥18/kg、NBR\17/kg、HNBR\17/kg、IR¥31/kg、ヒドリンゴム¥31/kg、アクリルゴム¥15/kg、 旭化成ケミカルズの値上げ幅は SBR¥20/kg、BR¥20/kg、スチレン系TPE¥25/kg、住友化学の値上げ幅はEPDM¥25/kg、 三井化学の値上げ幅EPDM¥25-30/kg、 三菱化学SBRWMBの値上げ幅はSBR¥16/kg換算、 宇部興産の値上げ幅はBR¥20/kg、 昭和電工の値上げ幅はCR ¥25/kg。  
今後の交渉進展に注目したい。
 さらに11月14日に三菱化学は、カーボンブラックの再値上げ¥16/kgUp,12月1日よりを発表した。

  天然ゴムが大幅値上がり
 2005年7月17日 6月より天然ゴム価格が急騰し、7月上旬一度反落したが、7月中旬より再度値上がりし、現在ここ10年来の高値となっている。特にRSS3グレードの値上がりが今年1月に比べて50%近く(¥/kgベース)UPしている。(シンガポール相場グラフはこちらその他の国の相場価格はこちら。原因は世界的にタイヤ生産が好調で、タイヤメーカーが、原産期が長引いたため既存の輸出契約業者からの船積みが遅れたため、一般市場で、天然ゴムを買い集めておりそのため相場が上がってきた。また天然ゴムと同様にタイヤ材料に使用される合成ゴムが、SBR,BR,IRとも世界的に原油、ブタジエンの値上げにより、この1年で約30%以上値上りしてきており、コスト的には天然ゴムから合成ゴムへの転換も難しくなっている。
その後9月に入っても天然ゴム価格は高止まりしている。 

  カーボンブラックの値上げが出揃う
 2005年6月21日 カーボンブラックメーカーより5月より各社値上げを打ち出してきたが、国内全メーカーが値上げを発表したことになった。値上げ幅は¥10/kgを中心に、各メーカーの使用原料に応じて+/-¥1/kgの差が有る。原料油(クレオソート油、エチレンボトム油、FCC残渣油)の大幅な値上がりがそのカーボンブラック値上げ要因。

  JSR、日本ゼオン他大手合成ゴムメーカーの3次値上げ決着
 2005年4月13日 日本ゼオンが昨年末より合成ゴムの値上げを発表しNBRを中心に値上げ交渉をしてきたが、今回JSR社、旭化成ケミカルも合成ゴムの値上げを発表した。ナフサ¥34000/KLから¥38000/KLへの原料高騰とブタジエン、アクリルの高騰が原因だと説明するが、世界的な合成ゴム不足(特にEP、NBR, BR、IR, IIR不足)を背景に、合成ゴム各社が事業採算是正と考えているとの声もある。
JSR社の値上げ幅は、SBR  ¥18/kg UP、BR ¥27/kg UP、NBR ¥ 21/kgUP、EP ¥ 20/kgUP、IIRブチル ¥ 11/kgUP、IR ¥12/kgUP、RB ¥27/kgUP、TR、SIS ¥20/kgUP
一方 日本ゼオンは、 昨年12月末に SBR¥14/kg、 BR¥12/kg、 NBR¥27/k
g、 H-NBR¥27/kg、 IR¥11/kg、 AR¥71/kg。旭化成の値上げ幅はSBR¥20/kg、BR¥25/kg。
追加:7月8日: 今回の3次値上げは、メーカー打ち出し値上げ幅の約8割以上でタイヤ以外のユーザーで値上げが決着し、大手タイヤメーカー数社でもほぼ決着した模様。

  2004年日本自動車生産台数が1000万台を超す。大手5社では海外生産が国内生産を上回る。
 2005年1月27日自動車工業会発表。2004年の日本国内自動車生産台数は1051万台と前年比2.2%UP。内国内需要は585万台。また大手五社の合計では海外生産台数がはじめて国内生産台数を上回った模様。詳細データはこちら。今後も海外生産が進み、部品メーカーも海外生産分が国内生産を上回るケースが増えると予想される。

  東海カーボン、三菱化学のカーボンブラック共同会社は断念、白紙化
 2005年1月24日、昨年7月13日東海カーボンと三菱化学がカーボンブラック事業を統合するため共同会社を設立すると発表していたが、公正取引委員会で認可がとれず、両社は断念した。昨年から原材料が高騰しており、公正取引委員会では、カーボンブラック市場のシェアーが40%近い会社の設立にはこの時期にはまずいと反対する意見が多くでた模様。

  日本ゼオン 2004年3回目の合成ゴム値上げ発表
 2004年12月27日、日本ゼオンは、合成ゴムの原料コスト上昇で採算悪化を理由に、1月15日納入分より以下の合成ゴムの値上げを発表。
 主なグレードの値上げ幅;SBR¥14/kg、SBR油添品¥12/kg、BR¥13/kg、NBR¥27/kg、H-NBR¥27/kg、IR¥11/kg、AR¥71/kg。
 12月現在アジアでは、合成ゴム原料のブタジエンが11月より再度上昇に転じておりこの5年間の最高値を更新している。しかしスチレンやナフサ価格は、今がピークであり今後これ以上の大幅なUPはないだろうと予想されている。他社の合成ゴムメーカーは、現在価格改定をするべきかどうかを慎重に議論している状態である。


  ゴム材料の値上げ続く
 2004年11月13日、8月より交渉が続いていた合成ゴム(SBR,BR,NBR,EP,IR,AR,TPE等)は、10月末で、ほぼ合成ゴムメーカーの希望価格に近い値上げ幅で決着したが、その後も他のゴム材料の値上げ交渉が進んでいる。
カーボンブラックは今年の2次値上げが10月末にメーカー各社より¥10-13/kgUPで打ち出れており、11月中にほぼ¥10-13/kgで決着した。CRクロロプレンゴムの2次値上げも国産3社より11月に¥22-26/kgUPで発表されている。また現在ゴム薬品の2次値上げが大幅な値上げ幅での交渉が続いている。これはベンゼン、アニリンを原料にした世界的な原料高と、世界2大メーカーの寡占状態の中、採算是正(値上げができないならば、生産縮小)方針により、3C,6C,RD,M,DM、CZ等主要ゴム薬品の¥100/kg以上の値上げが浸透しつつある。その他プロセスオイルの値上げもあり、合成ゴムの年末ごろの3次値上げ発表(ナフサが38000/KLを念頭にした価格体制)も噂されている。
 現在合成ゴムメーカーはSBR、BR、NBRはすでに物不足で、輸出契約をカットしており、EP、CRも生産フル運転中であり、海外メーカー(中国品、ロシア品を含め)輸入品の方が国内タイヤメーカー向け価格より高い状況のなか、ゴム製品メーカー購買部は、価格交渉よりも安定供給をまず先に考えなければならない事態になっている。
11月現在アジアでは、合成ゴム原料のスチレンとブタジエンが10月より再度上昇に転じておりこの5年間の最高値を更新している。よってナフサ価格以上にゴム原料化学品のコストがUPしているので現状であるが、自動車メーカーを中心にエンドユーザーはこの秋以降の原料コストUP分はゴム製品価格値上げを認めておらず、ゴム製品メーカーの苦悩はつづく。

  合成ゴム 2次値上げ発表
 2004年8月23日(9月3日追加)JSR,旭化成ケミカルズ、三井化学、日本ゼオン、住友化学、クラレ、宇部興産、クレイトンは合成ゴムの値上げを発表。今年3月末発表、6月決着の1次値上げに続き2度目の値上げとなり、急激な原料(ナフサ、ブタジエン、スチレン、アクリロニトリル)の高騰を反映するものであり9月よりの実施を目指す主な値上げ幅は以下のとおり。SBRノンオイル¥27/kg(JSR),同\30/kg(日本ゼオン), SBR¥15/s(旭化成)、SBR\25/kg(住友化学),SBRオイル入り\24/kg(JSR),SBRオイル入り\26/kg(日本ゼオン), SBRラテックス\25/kg(JSR),同\30/kg(日本ゼオン)、同\30/kg(旭化成)、BRノンオイル\22/kg(JSR), 同\23/kg(日本ゼオン)、BR\10/kg(旭化成),BR\15/kg(宇部興産)、HSR\40/kg(JSR),NBR\21-22/kg(JSR),同\23/kg(日本ゼオン), H-NBR\23/kg(日本ゼオン),EP\23/kg(JSR)、EP\15-25/kg (三井化学), EP\20/kg(住友化学),IR\20/kg(JSR),IR\17/kg(日本ゼオン),AR\61/kg(日本ゼオン),CHR\34/kg(日本ゼオン), NV,NE\20/kg(JSR),TPV\20/kg(JSR), RB\22/kg(JSR), TR\30/kg(JSR), SIS\30/kg(JSR) ,スチレン系TPE\20/kg(旭化成)、水添スチレン系TPE\20/kg(クラレ),クレイトン\35/kg(クレイトン),アサフレックス\30/kg(旭化成)
なお三井化学はナフサ¥35000/KLを想定しての値上げと発表。

  テレビ東京報道番組ニュースアイにて原油価格上昇、タイヤ価格上昇のニュース

2004年6月7日17:00よりテレビ東京放映番組の「ニュースアイ」にて、原油価格上昇にともなう石油化学製品の値上りと結果としてタイヤの値上げが報道され、その中で弊社「加藤事務所作成:原油価格のグラフ」が説明資料として提供された。番組で紹介されたグラフはこちらwww.rubberstation.com/OilPrice.htm


  合成ゴム、カーボンブラックの値上げ発表

2004年2月より 合成ゴム大手メーカー旭化成ケミカルズ、三井化学、住友化学工業、JSR、昭和電工等は最近のナフサの急激な値上がりを受け、3月1日よりのSBR¥15/kg、NBR¥17/kg、EP¥12/kg、CR¥25/kg等の値上げ交渉を進めてきた。、またカーボンブラックメーカーはカーボンブラック全種の¥6.5〜7/kgの値上げを発表し、またゴム薬品、酸化亜鉛、ステアリン酸の値上げ交渉も進められている。5月末現在、合成ゴム、カーボンブラックの値上げは大詰めをむかえ、大口ユーザー向けに近日中に値上げが合意される模様である。現在SBR,BR,カーボンともフル生産中であり、玉のタイト感があり、また原料(ナフサ、ブタジエン、クレオソート油、FCCボトム油)がここ10年来一番高くなっているのも事実である。現在、合成ゴムはアジアからの輸入品価格が急速に上がってきており、一部では国内品より高くなってきている。


  日本製クロロプレンゴム,中国でダンピング?

2003年11月15日中国政府は、日本、米国、EUから輸入されるクロロプレンゴム(CR)に対しダンピング調査を始めるを発表。中国に輸入されているCRの約60%は日本製である。米国製CR、EU製CR、日本製CRは自国に比べて中国向けにCRを安く販売しているとの疑いで調査開始。中国にもCRポリマーメーカーが1社あり。日本から中国へのCR輸出は2002年で12602トン。中国のアンチダンピング措置一覧はこちらまで(ケミネット東京提供)。なおSBRも2003年9月9日に日本製SBRが中国向けにダンピングされていると最終決定され、ダンピング税賦課された。


  天然ゴム海外で急騰中

2003年11月1日 この一ヶ月東南アジアでも天然ゴム価格が、急上昇しており、現地価格では平成14年平均価格の2倍以上に推移している。
 シンガポール相場価格(過去2年間、シンガポール商品取引所提供)はこちらをクリックしてください。(このグラフはTSR20のシンガポールドルの相場価格推移ですが、左下の欄でRSS3を選択し右下のGET CHARTをクリックするとRSS3の価格が表示されます)。今年は年初から天然ゴム価格がじりじり上昇してきましたが、10月に入り急上昇し、一ヶ月で約30%も急騰しました。日本での価格(岡安商事提供、表示の一番下のグラフが天然ゴム)は、日本円での天然ゴム価格も上昇中ですが、最近は円高が進みつつあるので、30%もは上昇してはいません。過去10年間でここまで価格が上がったのは1995-96年以来のことです。(上のグラフで右下欄を3650<DAYSBACKで入力しGETCHARTをクリックすると過去10年間のグラフが表示されます)。急騰の原因は中国の多量の天然ゴム買いと言われていますが、過去の天候不順や天然ゴムの収穫期等による価格変動と異なり、中国の急激なモータリゼーションを背景として旺盛な天然ゴムの買いは今後を継続すると考えられ、よって天然ゴムの高値は続くとの意見も多いようです。


  合成ゴム原料不足

2003年6月 タイヤ、ゴムホース等の合成ゴムの中で、SBR,BR,NBR等ブタジエン系ゴムの原料であるブタジエンが、メーカーの工場不具合により、急速に生産量が減ってきており、一時的に不足ぎみになってきている。現在同じ原料を使うABS樹脂の需要が落ちているため、合成ゴムの生産量を落とすところまではいっていないが、今後原料の確保が合成ゴムメーカーの課題となるであろう。 


  タイヤメーカー輸出タイヤ値上げ

2003年5月 タイヤ原材料の合成ゴム、天然ゴムの値上りをうけ、日本タイヤ各社は輸出タイヤの価格を一斉に3-5%値上げはじめた。合成ゴム、天然ゴムの値上がりには下記の記事のとおり。すでに米国ではタイヤの値上げが進行している。なお現在タイヤメーカーは輸出が好調で、前年比10%近く、タイヤ生産量がUPしている。(日本自動車タイヤ協会の出荷データーはこちら) 


  合成ゴムの値上げ 浸透 2003年2次値上げ

2003年3月に値上げは発表されていた合成ゴムの値上げが5月より一部のタイヤ会社を除く一般のゴム成形会社向けに、値上げは受け入れられた。ただしその値上げ幅は、メーカー打ち出し額の50−60%ぐらい((値上げ幅で5%前後)と見られている。現在合成ゴムの原料であるブタジエンが大変不足しており高値が未だに続いている。ナフサ相場はピークを過ぎ下がってきているが、4-6月だけは輸入ナフサ価格は、かなり高くなる模様。また現在アジアSBRの市場価格は$1000/MTを超え1年前に比べて20%以上UPしている。日本ゼオンの値上げ発表はこちら。JSR,旭化成、宇部興産、昭和電工等も同様に値上げを発表している。


  合成ゴム、カーボンブラック一次値上げ決定

2002年6月より交渉が継続していた合成ゴムとカーボンブラックは、小口取引は8月より、中堅、大口取引は9月末までに値上げが決定した。SBR,BR,NBR,EP等合成ゴムは、約10-14円/kg値上げとなった模様。またカーボンブラックも9月下旬までに6-7円/kg相場価格が値上げとなった。今回は9月下旬にタイヤメーカーが値上げを受諾したのと同時に大手工業品ゴムメーカーも値上げをのんだ模様。9月にはいり合成ゴムの主要原料であるブタジエンがさらに世界的に値があがり、また合成ゴム各社が工場稼働率が目いっぱいで余力がないのが主な理由。アジア市場の合成ゴムの市場価格も高止まりである


  横浜ゴム、東洋ゴム工業、トヨタ向けに新製造法のタイヤ量産化

2002年7月11日発表。横浜ゴム及び東洋ゴム工業のそれぞれは、不二精工株式会社が開発したタイヤ新工法と自社のタイヤ新技術を組み合わせた新タイヤ製造技術により、トヨタ自動車の開発支援のもとで、高性能なタイヤを開発。今年も夏に量産化スタートする。東洋ゴムの発表はこちら横浜ゴムの発表はこちらへ。同新タイヤ製造技術についての特許加藤事務所の解説はこちらへ。


  日本ゼオン、JSR、住友化学、旭化成他
合成ゴム値上げ発表
及びカーボンブラック各社値上げ発表 2002年6月 一次値上げ

2002年6月 すでに旭化成がSBR¥20/kgの値上げを4月25日に発表し、宇部興産もBRの値上げを発表しているが、今回日本ゼオンが、6月10日納入分より合成ゴムの値上げを5月30日発表した。内容は、 SBR¥15/kg、SBR油添¥15/kg、BR¥14/kg、BR油添¥14/kg、ハイスチレン¥19/kg、NBR¥18/kg、水添NBR¥18/kg、IR¥14/kg、アクリルゴム¥23/kg、ヒドリンゴム¥23/kg の値上げで、現在のナフサ価格¥24000/KLを想定しての価格を思われる。もう1社合成ゴムメーカーのJSRも6月10日に値上げを発表した。また住友化学もSBR、EPの値上げを6月20日発表。 さらに6月21日東海カーボンがカーボンブラック\7/kgの値上げ(7月11日納入分から)を発表した。さらに昭和キャボット、旭カーボン、新日化カーボン、三菱化学も\6.5〜7kgの値上げを発表した。
 値上げの理由は合成ゴムの原料であるナフサ、特にブタジエレ、スチレンモノマーの高騰で、この半年値下がりしてきたナフサ、ブダジエンがここにきて急に値上がりしている。ナフサ価格のグラフはこちら(現在の価格は\24,000/kL前後)。ブタジエン、スチレンモノマーのアジア価格のグラフはこちら



  環境にやさしいゴム材料

環境問題への関心の高まりの中で、ゴム業界でも石油以外の物質を出発点にして、成型ゴムを作れないかという検討が進められています。米国グットイヤー社では、トウモロコシ(コーンスターチ)をフィラー成分としたタイヤBioTREDを発表、販売しています。詳細はこちらまで
 
そこで加藤事務所では、ゴムに配合できる非石油系、天然系ゴム原材料のリストを作成しました。これらの原材料についてのご質問やサンプル入手のお問い合わせは、株式会社加藤事務所(電話03-5645-8670, fax 03-5645-8671, メール shinichi.kato@rubberstation.com )までどうぞ。


更新日2015/9/24
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−渇チ藤事務所-